女性もそうでしょうが、男は、けなされることに敏感です。少しでも自尊心を傷つけられると、親の仇のような反応をします。ほんの軽い冗談のつもりで、「バカねえ」と言ったところ、「パカとはなんだ!」と噛みついてくる男もおりますので、ネガテイブな意味あいを感じさせる言葉は、控えておくのが無難でしょう。

もともと、男のほうが、怒りっぽいところがありますから。イギリスの人間関係の専門家であるベン・レンショーによると、私たちは、生まれてから四歳になるまでに約3万回、ホメられたり励まされたりするそうです。しかしまた、約お万回もけなされたり、パカにされたりするそうです。

8倍以上も、文句を言われて育つのです。だからこそ、私たちは、自分への悪口に敏感になるのです。男にとっての「イイ女」の条件は、決して自分をけなさない女性のことです。もちろん、結婚したいと思うのも、けなさない女性のほうです。

男が悪いことをしたときに、「たしなめる」のはかまいませんが、皮肉なニュアンスが伝わらないように気をつけましょう。では、男が悪いことをしたときには、どうするのがいいのでしょうか。

結婚相談所では、「ホメること」を挙げています。ホメながら語るのです。こうすると、たいていの男は聞いてくれます。たとえ変わってくれないとしでも、少なくとも不愉快な気持ちにさせることはありません。

「あなたは、全然話を聞いてくれないのね」ではなく、「私に関心を持ってくれるときのあなたが一番好き」と言いましょう。これなら、男も言うことを聞いてくれます。あなたの希望を伝えるのです。結婚相談所で希望や願望を伝えるのは、決して、失礼なことではありません。あなたが本当に望んでいることですから。素直な気持ちを彼氏に伝えてみてください。もちろん、それが伝わらなかったからとしても、怒らないようにしましょう。

「聞いててくれれば、もうけもの」ぐらいの気持ちがいいと思います。「なんで大きな声出すのよ」と言わずに、「落ち着いて話をしたいんだけど」と希望を伝えましょう。「お酒飲みすぎじゃない?」と言わずに、「お酒を飲んでいないあなたのほうが、カツコイイ」と話してあげましょう。「浮気してるんじゃないの?」となじるのではなく、「ウソついてほしくないな」と伝えましょう。

いこじから皮肉っぽい言い方をすると、かえって男というのは、依佑地になって、自分の殻に閉じこもってしまうところがあります。突然、キレることもあります。それを防ぐためには、なるべく落ち着いた声で、あなたの希望を伝えればすむのです。